スナゴケ(砂苔)の育て方

スナゴケ(砂苔)の育て方

スナゴケの育て方

  1. 日当たりの良い場所で育てていますか(半日でもいいですから直射日光のあたる場所で育てましょう)。
  2. どうしても直射日光があたらない場所では、間接光で明るく、風通しの良い場所で育てましょう。
  3. 雨水や夜露(朝露)など自然の恵みがあたる場所で育てていますか。
  4. 水はけを良くしていますか。水たまりが出来ないようにしてください。
  5. 必要以上に水をあげていませんか。
  6. 特に灌水をしなくても自然の恵みだけで育ちます。
  7. 乾燥状態と湿潤状態では表情が異なります。乾燥状態ではスナゴケは休眠し、活動を停止しているだけです。
  8. 乾燥状態が続くとかわいそうだからと言った理由で水をあげがちですが、スナゴケにとっては迷惑です。
  9. 枯れた色をしていても死んでいませんので捨てないでください。適切な処置をしてやれば蘇ります。
  10. 一般の花などと異なり、枯れた色=死ではありません。
  11. 土壌は無機質な素材を使っていますか(おすすめは川砂、砂利、鹿沼土、珪藻岩などをブレンド)。
  12. 有機成分が含まれた土壌ではうまく育ちません。
  13. 肥料は不要です。土壌は中性か弱酸性にしてください。
  14. 育てる場所を頻繁に変えないでください。

スナゴケと一般的なコケとの比較

スナゴケは、これまで植物とは縁のなかった、あるいは薄い人でも約束事を守れば比較的簡単に育てることができます。逆に、植物に知識のある人や経験のある人ほどむずかしいと言われています。理由は経験が邪魔するから。これはスナゴケだけでなく、他のコケも同様のようです。

  スナゴケ 一般的なコケ
明るさ 日向 半日陰or日陰
方角 南向 北向
水分 乾燥に強い 一定の湿分が必要
環境適応力 幅広い(寒さ暑さにとても強い) 狭い(スギゴケ)
基盤 土は不要、砂、石、ガラスなど無機質基盤で育つ 一定の湿度を保つ土が必要
肥料 不要 種類によっては必要
育てやすさ 育てやすい スギゴケはむずかしい

 

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