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スナゴケ(砂苔)について
スナゴケは世界に24,000種類、日本に2,500種類ほどあるコケ植物の1種で、ギボウシゴケ科シモフリゴケ属に分類されます。
スナゴケ=ギボウシゴケ科シモフリゴケ属
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- 低地から亜高山の日当たりの良い場所に生育するコケ植物(蘚類)。
- 砂地などの乾燥する場所に良く生育し、アカマツ林の尾根筋などにも出現する。
- 平地や斜面に広がって群落を形成するので、コケ庭にも良く使われる。
- 乾燥すると葉を閉じて筆状になり、水分を含むと葉が広がって緑となり、とても同じ植物とは思えないほどである。このような水分状態に対応して植物の形を変えることができる能力が、乾燥しやすい立地における生育を可能にしている要因のひとつである。
- 在来種代表格
Ezo-sunagoke(Japonicum)
sunagoke(canescens)
Kobanosunagoke
Hai-sunagoke
スナゴケ(砂苔)の特性
- 日当たりの良い場所で育つ。
- 乾燥に強く、暑さ、寒さに強い。
- 雨水、夜露のみで育つ。
- 砂、石、軽石、ガラスなど無機質な基盤を好む。
- 根がない(コケ共通)。
- 栄養は光と水だけである(コケ共通)。
- 黄緑色が基本色、環境(光と水の関係)により黄色気味や緑色気味になる。
- 肥料は不要。
スナゴケ(砂苔)効果
- 二酸化炭素の吸収効果が高いため地球温暖化抑制に貢献できる。
- 雑草対策になる。
- 癒し効果。
- 植物寿命がとても長いため、理想条件において一生物になる。
- 日常の灌水や肥料が不要なため、維持管理が容易になる。
スナゴケ(砂苔)の用途
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- 公園や庭園の緑化
- ビル、一般家屋、工場などの屋上や屋根の緑化
- 建物や擁壁などの壁面緑化
- 墓地の緑化
- 立体物の緑化
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